いつもながら忙しく日だった。
丁度昼過ぎだった。
いつもお世話になっているリクルートのホットペッパービューティーの営業担当さんから電話が入った…。電話に出ると先日営業担当の変更をお願いしたネットに詳しい営業さんだった。現状の新規集客に困ってます。お手伝いをお願いします。
「わかりました。一度打ち合わせをしましょう。場所はどうしましょうか?」
八王子セレオのアフターヌーンでどうでしょうか?
「〇日〇曜日の〇時で大丈夫でしょうか?」
よろしくお願いします。
そう言って電話を切った。
それから、どれくらい時間が経ったのだろか?
お客様を施術していると、また電話が鳴った。
「〇〇探偵事務所の〇〇と申します。」
「あの例の、車両のやつらの事でそのものども達の事をお伝えしたいのですが…。」
はい。お願いします。
元刑事さんの方だった。
突然雑音の様な感じが会話の中に混じり電話が切れた。声が聞き取れなかった。
ツーツーツーツー。
お客様の施術をしてから電話をしようと思い、夕方頃再度探偵事務所に電話した。
本部長の〇〇さんいらっしゃいますか?先程電話をいただいたのですが…。
「それが変なんですよ。さっきまで事務所にいたはずなのですが、いなくなっているようなんです。我々も何度も連絡をしてるのですが、連絡がつかないんです。」
そうなんですか?
「そうなんです。」
そちらって、〇〇探偵事務所さんで間違ってませんよね。
「そうです。」
名刺には確かに安藤〇〇と書かれていた。
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