リクルートの信任さんと打ち合わせして、一週間が経過した頃だった。
待っていた提案書が、メールで送られてきてた。
メールに追伸で、必ず貼り付けでお願いします。と記載されていた。
何だろ。必ず貼り付け?コピペという事か…。まあ、やるだけやってみましょう。
コピペをして2時間経過した頃だった。一本の電話が鳴った。
「はい。」
受話器を取るとガチャ。
ツーツーツー。
ワンギリされた。
腹が立ち受話器を電話機に叩きつけた。
その時だった…。予約の問い合わせと、ネット予約が一気に10件入っていた。
あれっ。なんだこれ。
嘘の様に今まで来れなかったお客様等の予約が入っていた。
これは一体。
嬉しさもあったが怖かった。
さっきの電話のワンギリ野郎が予約の邪魔をしていた犯人のようだ。
しばらくすると、また電話だ。
「お姉さん胸触らせて。」
男の声だった。
電話を急いで切った。
私はとっさに、証拠を残そうと思い電話機の録音ボタンを推して設定した。
その時だった。
電話が鳴った。チャンスだった。警察に被害届を出せる。
はい。美容室…。
「そんな事しても無駄だよ。何カップ?お姉さん?」
ふざけるな。
お客さんがいる前で受話器に大声で怒鳴りちらした。
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