八王子輝髪の事件簿

いつもながらのキャップでバイク出勤だ。

ヘトヘトで疲れ切っていた。

お客さんを施術している最中、ディーラーが手渡しで注文商品を持ってきた。

注文したディーラーは以前フランチャイズで店を経営していた際にお世話になっていたディーラーだ。人柄がとても素晴らしい人だ。

〇〇さんにご相談があるんです。今時間大丈夫ですか？

「大丈夫ですよ。どんな事でしょう。」

実は、色々と集客で嫌がらせにあってるんです。何故なんでしょう。

「嫉妬」

「嫉妬だと思います。」

嫉妬？なんでしょうか？別に嫉妬された覚えなど無いです。

「あー。あーそうだ。ごめんなさい。ちょっと要が入って…。すみません。失礼します。」

突然おどおどしてその場を去ってしまった。どうしたんだろう。