野菜の値段が高いと、毎日の買い物に頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。2024年から続く野菜の高騰。いったいいつまで続くのでしょうか。
海外と比べて日本の農薬使用量がもっとも多いからです。スーパーに陳列されているネギをご覧ください。緑の先端部分がカットされて白い部分だけのネギしか販売されてません。何故だかお分かりでしょか?農薬だらけになってしまっているからです。海外でも野菜は豊富に出回っているのに、日本の農家の野菜は農薬だかけで危険な為にカットしてしまっています。
さらに、日本人が求める野菜や果物の形状、品質の高さが理由として挙げられます。きゅうり1本を例に挙げるとわかりやすいでしょう。民主的に自然に育ったきゅうりは、グニャっと曲がったものや小さいものなど、それぞれ全く違った個性豊かな形になります。でも、スーパーに並んでいるきゅうりはスラッとまっすぐで、大きさもほぼ同じです。まるで工業製品かのように、美しい形の野菜や果物が並んでいます。正直言ってこのような青果はまるで共産主義者だけが買うものと言えます。
なぜ、そこまで形が揃ってないといけないのかというと、日本の消費者は形の良さを重視しているため、形が悪いものは売れないからです。
商品としての野菜それぞれに規格が定められ、基準に達しない野菜は「規格外」となって出荷できなくなります。農家はロスを減らして売り上げをアップさせたいため、低農薬と言えど世界的基準値を超えた農薬などの薬剤を使って一定の品質を保つように努めています。同様に、虫に喰われて穴が空いた野菜も売れないので、どうしても農薬に頼らざるを得ない状況になっています。ですが、本来まともな青果は民主主義的な一品一品に個性ある品なんですよ。
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