八王子輝髪の事件簿

あー間に合わない。遅刻だ。

今日はリクルートの〇〇さんとセレオで打ち合わせだ。

寝癖がついたままキャップを逆に被り八王子セレオに向かった。

八王子駅に着いて早速リクルートの〇〇さんに電話した。　

リクルートの〇〇さんに電話してレストラン街で待ち合わせの〇〇さんと打ち合わせする事になった。

すいません。お昼時に打ち合わせで申し訳ございません。私もお腹空いちゃって。

良かったらご飯食べませんか？

「はい。」

早速なんですが…。プランを上げたのですが、変わり映えが無く困ってます。

どうしたらいいのかわかりません。

「八王子では縮毛矯正専門店と言えばリンクさん。認知されてると思いますよ。クーポンに輝髪と付けてみるのは如何でしょうか？」

そんなことで果たして変わるのだろうか？

まあ、とにかくやってみるしかない。いつもお馴染みさんのお客様でありがたいのですが、新規のお客様にもっと知ってもらいたい。リクルートの〇〇さんの事を素直に受け入れてやってみるしかない。

〇〇さん確かに若い。30代になったばかりの様な方だ。インターネットにも詳しそうだ。

そんな話しをした後に八王子から自宅に帰った。

翌日店のパソコンで、昨日話していた輝髪をホットペッパービューティーのクーポンに載せてみる事にした。

全くの無反応だった。

早速、リクルートの〇〇さんにクーポンを確認してもらう為に、電話をした。

〇〇さん忙しいところすみませんが、昨日打ち合わせで提案していただいたクーポン、全く無反応なんで困ってます。

「あー出口が悪いですね。」

「わかりました。後日提案書をお持ちします。」

出口？

「あークーポンの事です。」

ホットペッパービューティーにロジックでもある様だ。

「クーポン作るの上手だと思います。でも、クーポンが見づらい…。かと。」

クーポンが見づらい？一体何の事だ。